ありがとう東風荘

ありがとう東風荘

老舗インターネット麻雀の東風荘が2018年3月末にサービス終了することを発表した。

僕にとっての東風荘は…自宅にインターネットが開通した日、特に調べたいことも見たいモノも無かったので[無料 麻雀ゲーム]とか検索して最初にダウンロードした思い出のネットゲームだ。

東風荘にログインして最初に見るのが「待合室」ここはチャットルームになっていて〇〇卓で打とうぜ!なんて使い方が正しい使い方なんだろうけれど荒れまくっていた(笑)

流れてくるチャットの内容も去ることながら、一度発言したら15秒は再発言出来ないシステムなのに連投しまくっている怖そうな人や、特定のプレイヤーに粘着している人、複数名で神業的なAA(アスキーアート)を披露している人たち、それを阻止しようとする人など多種多様なキャラで溢れていてネットデビューしたての高校生には刺激的だった。

リアルでも麻雀にハマっていた僕は東風荘にも速攻でハマった。リアル麻雀のような読みあい騙しあいのギスギスした麻雀よりもワイワイとチャットをしながらのんびり打つのが楽しかった。

気が付けば毎晩決まった卓で気の合う仲間たちと打つのが日課になり、勝手にチームを作り、HTMLタグを手打ちしチームのHPを作り、メンバー紹介(笑)、役満のスクリーンショットなんか載せたりしていたけどメンバーの生活環境の変化や流行り始めていたMMORPGへの乗り換えなどで結成から3年程で自然消滅していった。

当時のHPはもう残っていないし撮り貯めたスクリーンショットも消失してしまったが思い出は山のようにある。

一部のメンバーとは今でも交流があり、ゲーム人生の中でとてもお世話になったゲームだと思う。

サービス終了は寂しいが感謝を込めて見送ってあげたいな。

ありがとう東風荘。