学校で怪我をしたら「独立行政法人日本スポーツ振興センターの災害共済給付制度」が使えるかも
- 2019.02.27
- のんびり日記
ドクリツギョウセイホウジンニホンスポーツシンコウセンターのサイガイキョウサイキュウフセイド……。
何だか呪文のような日本語ですが、要は学校で怪我をして病院に掛かった時に手続きをすれば給付がうけられるかもしれないという話です。
正直、私は制度の存在すら知らなかったのですが一年生の息子が先日学校で怪我をして帰ってきて病院に掛かったのを連絡帳で担任の先生に伝えたら用紙を貰ったので制度を利用するに至りました。(幸い息子の怪我は大したことありませんでした。その旨を先生にも伝えようとしたところの対応だったので恐縮してます^^;
ウチもまだ申請に必要な書類の準備中なので申請→給付までココで経過を報告予定です。
給付を受ける条件
日本スポーツ振興センター災害共済制度に加入していること
恐らく、特に断った覚えの無い方以外は年度初めの雑多な書類に紛れてサインして加入している方が多いと思います。「独立行政法人日本スポーツ振興センターの災害共済制度の加入について」というプリント一枚で加入してます。
こんな用紙です。→加入同意書参考例(pdf)
掛け金は一年払いなので最初に集金されてるハズ。学校で確認してくれるので電話してみてもいいですね。
学校の管理下でおきた負傷や疾病であること
学校の管理下とは登下校や授業中、業間、部活中などに起こった時ですね。休校日にグラウンドで遊んでいて~というのは学校の管理下ではないので給付は受けられません。
怪我だけでなく疾病も対象になるのは食中毒や薬品被れなども含まれるためです。また、あってはならないことですが死亡や障害も対象になります。
詳しくは日本スポーツ振興センターのHPで確認してくださ
医療機関や整骨院等を受診していること
健康保険が使える機関で治療をしていないと給付は受けられません。
掛かった医療費の総額が5000円以上
初診から治癒までに掛かった医療費の総額が5000円以上の場合が給付の対象になります。※医療費が3割負担だった場合、1500円以上を負担した場合が該当します。
給付申請の手続き
申請に必要な書類
- 医療等の状況
- 調剤報酬明細書
- 治療用装具・生血 明細書
- 口座振替申出書
上記の書類を担任や顧問、保健室等で受け取り受診した医療機関で記載してもらい学校に提出します。
医療等の状況
受診した医療機関の窓口でお願いして記載してもらいます。病院用と接骨院用で書式が違うので注意しましょう。
医療機関によっては記載に時間がかかる場合があります。(ウチの場合は最長で2週間かかると言われました…。)
調剤報酬明細書
薬が処方された薬局にお願いして記載してもらいます。薬の処方が無かった場合は白紙のままでOKです。
治療用装具・生血 明細書
ギブスなど治療に装具が必要になった場合に必要な書類です。治療用装具の作成を指示した医療機関と実際に作成した業者の両方ともに記載してもらう項目があるのでそれぞれにお願いしましょう。
口座振替申出書
給付金の振込先の口座を指定する書類です。書式に従って振込先を自分で記入していくのですが、私の場合は学校から口座名義は保護者のものを指示されました
支給される金額
日本スポーツ振興センターのHPによれば 医療保険並の療養に要する費用の4/10 と書かれていますが、3割負担する前の金額の4/10に相当します。
例として…
医療費総額 5000円
その内自己負担額(3割)1500円
だった場合
5000円に対して4/10である2000
=1500円の自己負担に対して2000円の支給となります。
注意事項
- 申請できる期限は給付する理由が生じてから2年間
- 治療が月を跨ぐ場合、各月ごとに手続きが必要
- 他の法令などによる給付を受けている場合は日本スポーツ振興センターの給付を受けられない可能性あり
- 非常災害(地震、津波、洪水など)で一度に大勢の児童生徒が災害に遭い、給付金の支払が困難になったときも給付を受けられない可能性あり
給付の流れについて
学校に書類を提出
↓
学校から日本スポーツ振興センターに手続き
↓
2~3ヶ月で給付金が振り込まれるとのこと
参考リンク
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