親友が亡くなったときに「やったこと」

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あまり多発してほしくない事ですが、今後のための備忘録として。

あくまでも親友としての立場で「やったこと」

箇条書きにするとこんな感じ

  • 遺族と友人グループのパイプ役
  • 通夜や告別式に出す供花(きょうか)や籠盛(かごもり)の手配
  • 遺影に使う写真探し
  • 弔辞
  • お勤めと骨上げ
  • その他遺族のお手伝い

殆どが遺族にお願いされたことでした。

一つずつ説明していきますね

遺族と友人グループのパイプ役

ほとんどこれに尽きるんですが、家族と言えど故人の交友関係を全て把握していることはありません。

しかし、お通夜や告別式のコトは同級生、同僚、友人に知らせたい。故人の家族写真以外の思い出を分けてほしかったり色々お願いしたいこともある。それをサポートですね

親友が亡くなったこと、お通夜と告別式の時間や場所などを共通の友人に伝え、参列してくれる友人のおおよその数を把握し遺族に伝えます。

連絡をすると中には…お通夜を待たず今直ぐにでも行きたい、宗派が知りたい、などの質問が来ることもあるので予め遺族に確認をして代弁します。

気を付けたことは…

お通夜と告別式、両方に参列する友人もいれば片方しか参列できない友人もいるわけで…時間帯や香典など、なんとなく足並みがそろうように付け加えて連絡しました。(最終的には本人の判断で決めてもらいます)

どこまで連絡を回すか悩ましいですが、今はLINEやSNSなど便利なものがあるので使える物は使って自分の連絡の取れる範囲殆ど全てに連絡しました。後は各自の判断にですしね。

ある程度の人数の確認が出来たら遺族に伝えておく方が親切だと思います。

通夜や告別式に出す供花(きょうか)や籠盛(かごもり)の手配

祭壇や両サイドに並んでるヤツですね。友人一同として手配するのですが、強制ではなく自由参加としました。

最近はネット通販で全国どこの葬儀場にでも配送してもらえるみたいですが、利用したことはありません。。

一般的には葬儀場などの会場に問い合わせして手配してもらいます。互助会に入っていると割引があったり、町内で互助会に入っていることもあるので葬儀場に確認してもらいましょう。決まったお店が無いと言われたら地元のお花屋さんや果物屋さんに相談すればOK。

おおよその人数が分かると頭割りで何円くらいか分かるので楽ですね。

とはいえ当日集金になり急な出欠席も考えられるのでオススメとしては少し減ってもキリがいい程度に計算しておいで剰余金が出た場合はお線香などのお供えとして渡すこと。当日に人数を数えながらソワソワすることが無くなって良いかと。

遺影に使う写真

これ、ある人は何枚もあるんでしょうが無い人は探すの苦労します。

実際に使う写真は家族に選んでもらうとして、手持ちの写真ありったけ持っていきました。

葬儀場の方の話によると、そのまま遺影として使えるような写真があればいいのですが、集合写真などからトリミングしたり加工することが殆どらしいです。修正する加減で印刷された写真よりも印刷前のデジタルデータの方が扱いやすいと言ってました。…とは言っても遺族と写真の選別するのに実物があった方が便利なので使えそうな写真はコンビニで現像しつつUSBか何かでデータも持っていく方がいいと思います。

余談ですが、明らかに遺影には使えないようなネタ写真や10年以上前の若かりし頃の写真も喜ばれるので一緒に届けられると良いと思いました。

弔辞

もしよければお願いしたいと頼まれたので引き受けました。

ネットで検索すると例文やマナーなど色々と出てきますが、あえて参考にせず思いのたけをぶつけました。

某タモリのように勧進帳とはいきませんが、気持ちが伝われば大丈夫。多少間違えたって故人は天国で笑ってくれてるよ!

お勤めや骨上げ

家族の方からよければ参加してくださいと言っていただいたので焼き場までご一緒させていただきました。

待ち時間の間、結構暗い感じになりがちだと思うんですが、親友との思い出話や家族や親戚では知らないであろう親友のことを可能な範囲で話題にして場を和ませるように立ち振る舞いました。

なんとなく親友ならこうして欲しいだろうなと思って。。

その他遺族のお手伝い

副葬品の用意、棺桶を担いで出棺のお手伝いとか…

基本的にお願いされたことを手伝いました。

親友との思い出は沢山あるが、それは参列してる人全員に言えること。あまり出しゃばらないように気を付けました。

最後に

お別れは悲しいものですが、故人が安心して旅立てるように見送れるようにしましょう。

松本充代/新郷由起 イースト・プレス 2012年01月
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