clipchampでスライドショーを作る時の音飛びやノイズは軽減出来るかもしれない話

clipchampでスライドショーを作る時の音飛びやノイズは軽減出来るかもしれない話

動画編集するスキルやマシンパワーも無いのに年度末やイベントの際にスライドショーやムービー作成を頼まれてしまい苦労している方はいませんか?いやまぁ私のことなんですが。

そんな私が使用している編集ソフトはMicrosoftが提供しているclipchamp

web版とアプリ版がありますがどちらも無料で簡単にハイクオリティなスライドショーを作ることが可能な初心者クリエイターや週末クリエイターの強い味方です

で、このclipchampを使ってスライドショーを作っていくのですが、ある程度進めていき写真の順序や字幕、スライドするタイミング等の確認のために製作途中でもプレビューを再生して試してみると…

スライドするタイミングでBGMが音飛びしまくったり音割れしたり酷いことに(涙

前置きが長くなりましたが今回はその音飛びや音割れの対策をする話です。

google先生にclipchampの音飛びについて聞いてみると

clipchamp 音飛び – Google 検索

MicrosoftのQ&Aサイトが一番上に出てきます。

見てみればわかりますが、サポートと何度かやり取りがありますが根本的な解決策は出ていません。

他にも某知恵袋や動画で解説しているものなどありますが効果ありませんでした。

なので自分で対策してみて効果があったと思うことを載せていきます。

Clipchampでの音割れ対策

素材での対策

BGMだけで再生しても音割れしないかチェック

mp3などのBGMをClipchampに素材として取り込み、写真等が何も配置されていない状態でタイムラインにBGMを配置、その後再生。この状態で音割れが発生する場合は恐らくマシンパワーが足りていません。他のアプリを終了する等で改善すればいいですが無理な場合は編集を続けるごとに音割れが増える可能性があるので他のパソコンで作業する等しないと解決しません。

複数の曲を使う場合は音質(ビットレート)やボリュームを合わせる

音質に差がありすぎると二曲目の最初に音割れが発生します。音質(低)→音質(高)の順で流したほうが音割れが多い気がしました。

別々に聞いてみてどちらも問題無ければ音質の低い方に合わせてOK

既存の動画を組み込んで使う場合も上記と同様にチェック

動画がカクカクしたり音声やBGMが割れる場合はハイスペックなパソコンで編集したほうが望ましいですが、動画の画質を落とすことである程度対応できます。完成した時に見劣りしないようにほどほどに。

写真素材のチェック

音とは関係なさそうですが、超高画質の画像を使っていたり、色々な画質の写真が入り乱れていると音が割れやすいのでチェックしておいて必要に応じて画質を下げる等の対応を。

編集での対策

「効果」や「フィルター」の多用に注意

「効果」を使って写真に動きを付けたりすると見栄えがよくなりますが、音割れの原因にもなります。

Clipchampには色々な「効果」が用意されていますが、複雑な動きをする「効果」ほど音割れしやすいのでプレビューで確認しながら付与しましょう。

「フィルター」や「色の調整」等は事前に写真を画像編集ソフトで編集してからClipchampに素材として取り込んだ方が音割れのリスク減になります。

BGMをタイムラインに配置するタイミング

スライドショーを作成する手順としてBGMの配置は最初に近いタイミングで行うことが多いと思いますが、作業が進んでプレビューするタイミングや最後のエクスポートの直前にBGMをタイムラインから一旦削除し、同じ位置に同じBGMを配置します。何故か音割れが減ったり無くなったりします。

エクスポート時の対策

このエクスポートが神懸ってる時があってプレビューで再生しても音割れがあるのにエクスポートした動画ファイルでは音割れが無かったり、残っていたり…

私の環境では調査にちょっと時間がかかるのでマシンの負担を少なくする方法を並べてみました

余計なアプリは閉じる

少しでもパソコンの負担を減らすために!

途中でスリープモードにならないように設定しておく

エクスポート中にスリープモードに突入し、エクスポートが途中で止まってしまったことがあるので…

感想

基本的な内容から眉唾物な対策まで並べてみました。環境や症状はそれぞれだと思いますが試してみる価値があるのではと思います。ちなみに私の環境ではBGMを配置しなおすのがとても効果がありました。

とりあえず手間はかかるので、高スペックなパソコンで作業するのが一番簡単そうだと思いました。身も蓋もない(笑)