進め!八ツ面山探検隊!

進め!八ツ面山探検隊!

探検…というか実は子どもを連れて花見に行ったのだが、遊び盛りの息子たちは花より団子より探検ということで探検に駆り出されました(笑)

整備された散策路があるのだがマイクラに触発された息子たちはハードな探検をご所望。。

私も以前から気になっていたところに探検に行ってきました。

車で男山に登ると見えるんだけど、車を停められる場所ではないので悩んでたんだよね。

八ツ面山探検にレッツゴー!

とりあえず山の中腹にある男山(展望台のある方)と女山の分岐点を男山の方に進みます。

すると一つ目のカーブに設置してあるガードレールに不自然な切れ目が…

近づいてみると~

雲母抗址!八ツ面山にこんな探検スポットがあったとは!子供たちも大興奮!

微妙に整備された道を進みます…

蜘蛛の巣が多いらしく先頭を歩いていた長男は枝を振り回しながら歩く術を身に付けました(笑)

しばらく行くと看板が。

八ツ面山雲母坑址

八ツ面山は領家変成岩で構成され、白雲母を含む巨晶花崗岩の岩脈が通っています。雲母は地表からこの岩脈まで掘り下げて、横方向に掘り進み採掘されていました。

この雲母は、和銅六(七一三)年、調(当時の税の一種)として朝廷に献上されたとの記事があり、婦人病や頭痛の医薬として用いられました。後の吉良荘の名称は、雲母の音を取って名付けられたと言われています。

江戸時代、雲母は盛んに採掘されて京都に出荷しれ、屏風や襖などの装飾材料として使われていました。

明治になっても採掘は続けられ、海外にも輸出されましたが、明治三三年の遭難事故以来、採掘は中止され、雲母坑は放置されたままでした。昭和六年、小学生の転落事故が発生したため、地元青年団により六四二箇所の雲母坑が埋められました。

へ~~~~。

全然知りませんでした。

声に出して読み上げ、かみ砕いて解説すると…超昔から八ツ面山があったこと、マイクラみたいに本当に穴を掘って鉱物資源を採取していたことに感動した模様(笑)

しかし辺りを見回しても642箇所あったという雲母坑の入り口の形跡すら発見できず…

巨大蜘蛛やドングリに一喜一憂しながらひたすら道を進みます。

しばらく進むと道筋に直交する形で階段が…この階段、登ったことはないけれど見たことあるこの感じ。

ひたすら登ると~

見覚えのある展望台が!

ここで探検は終了。車道を歩いて戻りました~

…っと雲母坑址のレポートですが…

八ツ面山の女山は花見スポットとしてオススメです

車で無いとほぼ行けない場所なのに駐車場が狭いのが難点ですが、その分花見できる人数が限られるのでいい感じの人数で花見ができます。恐らく子供が走る場所が無いくらい人大杉なんてことにはならないと思います。

イングレスのポータルやポケストップやジムも点在しているので暇を持て余してもOK

一か所個人的に好きなところを

桜の枝に配慮したフェンス。毎年ここを確認してしまいます(笑)

Today’sのんびり

看板に乗っていた雲母坑埋立碑を未だ見たことが無いので次の探検はそこかな~